男の和装とグランドセイコー
これからどんどん夏に向けて気温が上がってくるのを見越して、
防暑かつオシャレアイテムのひとつとして、パナマハットを購入しました。
本場エクアドル産の100%トキア草、本手編みのパナマハット。
パナマハットは網目の細かさでグレードが分けられているそうですが、
高いものだと50万、100万するらしいですね。
私が購入したのは2万円程度のグレード6というランクで、
普段使いするには安くもなく、高くもなくといったところでしょうか。
パナマハットはそのまま水平に置いておくと
つばが反り返ってしまうそうで、保管にはこうした帽子掛けに乗せています。
実は私は常々、普段着を和装にしたいと思っていまして、
このパナマハットも和装、スーツの両方で使えるから選んだのでした。
良いですよね、和装。
凄くカッコイイです!
もうそろそろ40歳ですし、体重は少し(というか結構)増えてしまいましたが、
和服はある程度恰幅がいいほうが似合うと呉服屋でも言われましたので、
そろそろ計画実行の時かなぁと思ってみたり。
私が目指している理想の和服スタイルは、
ガッチガチにセオリー通り決めるのではなく、
伝統的な素材のみならず最新素材も取り入れ
洋装をも組み込んだ自由でゆるーい着こなしです。
例えば、こんな感じ。
基本はやはり長着と羽織ですね。
いずれは袴も必要になると思いますが。
色は好みがありまして、下のようなグリーン系の『深川鼠』か
渋い『錆鉄』が好きです。
素材の面では、高級感溢れる絹がベストですが、
東レから『シルック』というシルク調ポリエステルも発売されていますので、
気軽に普段使いを考えるならそちらでも全然構いません。
そして時計はコレ!
グランドセイコーの『SBGW031』でしょう。
シンプルな三針の手巻きは鉄板。
裏スケのため厚みは少しありますが。
最近、この時計が欲しくてたまりません・・・。
小物を入れる手持ちバッグは既にあります。
藍染めに柿渋を塗った印伝袋。
あとは、巷で流行っているボディバックを付けてもいいんじゃないかと思ってます。
夏場はプラスして帯に扇子です。
私の扇子コレクションの中から、手書きのドジョウが涼しげな江戸扇子。
そして、正絹西陣織りの扇子袋。
冬場は胸元にマフラーを巻きましょうか。
結構大胆にモコモコ巻いてもいいですね。
インナーは長襦袢だけでなく、ゴールドウィンの「光電子」や
ユニクロの「ヒートテック」等の最新素材をふんだんに活用。
体を温かくするのに「薄着の重ね着」はかなり効果があるんです。
上着は大正ロマンあふれるトンビコート。
革製のトンビコートなんてのもあればなおベスト。
そして、足元は下駄や雪駄ではなく、
6~8インチほど編み上げブーツを履きます。
和装で車を運転するのにサンダルタイプは危険ですから。
和装+ブーツという組み合わせの問題ですが、
かの坂本龍馬だって和装にブーツを着用してましたからね。
私はコレを推していきますよ。
あぁ~、妄想するだけでも楽しすぎ!
まず最初の初期投資はいくらかかるか不安です。
なんだか色々と拘っちゃいそうで、底なし沼のような気が。
まぁ、数年のうちにだんだんと揃える方向でいきます。
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。