OMEGA機関誌「LIFETIME」を貰ってきました
最寄の時計店で、オメガが発行している機関誌「LIFETIME」 を貰って
きました。
今号の内容は007メインの「映画とオメガ」 といった感じですね。
このLIFETIMEは他にも数冊発行されているのですが、
自分はこの号と、もう1冊しか持っていません。
大体140ページほどあり、中身が濃いので時々読み返すと
新たな発見があったりもします。
丁度、持っていた号が「水特集号」ということで、
主にシーマスターについてフォーカスを当てていたようです。
この頃は、まだシーマスター プラネットオーシャンを持っていなかったので
これはと思い、久々に開いてみました。
題して「ダイバーズウォッチの機械学」
実に興味深い題材です。
自分が特に気になったのは、リューズやクロノボタンの防水性能。
ケースなどは別段可動部分はありませんので、
防水性を確保するのは容易に想像できるのですが、
ボタンやリューズとなると、どういう構造になっているのでしょうか?
気になります。
お、早速図が出てきました。
これはクロノグラフのプッシュボタンのようですね。
う~ん、よくわからん・・・
「Oリングで防水性を確保している」という記述はありますが、
そのOリングは、ボタンユニットとケースをシールしているもののようです。
肝心なプッシュボタンのシャフトとボタンユニットの隙間を埋める方法に
ついては特に説明がありません。
でもでも、ボタンを押しても600m防水を確保しているようです。
とりあえず、読み進めましょう。
リューズについての記述が出てきました。
構造はこのようですね。
・・・ん?
んー!???
ちょっと気になる記述が。
この説明には、ねじ込み式リューズを締めた状態で
「耐水性は50バール/500m」とあります。
確か、プラネットオーシャンは600m防水のはず。
ねじ込み式リューズが締まっている状態で500mなら、
そこから更に+100mの防水を確保するにはどうすれば?
それと、シーマスターのリューズは2段階引き出せるのですが、
1段階目を引き出したときは50m防水なのに対し、
2段階目を引き出したときの防水性は60mになっています!
増えてる。
えー、なんで!?
この図が2段階目を引き出した状態です。
別に、巻き芯側にフタが付いていてケース内側と密閉させている様子も
ありません。
これは一体・・・
どうしましょう。
変な謎が増えてしまいました(泣
コメント
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コメント (2)
NEEZさん、オメガがお好きなんですね!
私だけじゃなくて良かったです。
アンティークのオメガもお持ちなんですか?
wakmanndiverさん
そうなんです、オメガ好きなんです。
確かにアンティークも欲しいのですが、その資金は全て時計の道具と本に
消えていってしまっています・・・
時計のブランドに関してはそれぞれ感想を持っていまして、
仕上げがすごいと思うのはランゲ&ゾーネ、パテック、オーデマピゲですね。
美しいと思うのはラング&ハイネ、Jダニエルズ&Rスミス氏、ブレゲです。
コスパが良いのはノモス、Fコンスタント、ルイエラールでしょうか。
あと特別賞をあげたいのはセイコー5ですね(笑
あの値段で、あの精度!
特に、手巻き・ハック機能が付いた4R36は脅威です。
世界中どこを探しても、あの機械を超えるムーブメントは存在しないでしょう。