ETA2892-A2で勉強のし直し。
私は、時計趣味の最終的な形として、腕時計ムーブメントの自作を目指して
いるのですが、今はその第一段階である「知識と道具の収集」に注力して
います。
第二段階はユニタス6497を自作したパーツで1つ1つ交換していくこと。
第三段階は完全オリジナルのムーブメントの制作。
期間は10年~15年が目標です。
やはり、時計学校に行かず独学で勉強をしていますと、同時に様々な情報が
一度に入ってきてしまいます。
必要な情報が順番通り入ってこないというか。
いわゆる基本が徹底されていないと最近は思うようになりました。
特に時計の分解・組み立て・注油の部分が。
これではいかんと、
そこら辺にあるムーブメントを適当に分解していたのを一旦辞め、
基本に忠実に分解・組み立てを学ぶため「ETA2892-A2」をマニュアル通り
扱ってみることにしました。
今回手配したETA2892-A2
仕事もありますので、とりあえず分解・組み立てを1日1回、2週間。
始めは、組み立ての正確さと作業時間短縮をポイントとします。
第二フェーズは注油の正確さの向上です。
今年の夏のテーマは「基本に忠実」
いや、
これは生涯守っていかなければならないテーマですね。
しかし、2892-A2は初めて触ったんですが2824-2と比べて精度を出すのに
ちょっと時間がかかってしまいます。
これは良い訓練機になりそう。
コメント
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コメント (2)
ムーブメントの組み立てと、注油についてはなんという書籍を参考にされましたか?
カブさん
コメント有難うございます。
まずムーブメントの組み立てですが、ETA2892-A2に関して言えば
スタジオ タック クリエイティブ から発行されている「機械式時計バイブル」という
本を参考にいたしました。
あとは、YouTubeにある組み立ての動画を参考にしての独学です。
注油に関しては、自分も頭を悩ませていまして…
書籍は特に読んでいません。(というか、見つからない)
もっぱら、時計師さんのTwitterなどで時々アップされる注油した後の画像や、
これまたYouTubeの動画を参考にしているといった感じです。
あとは、私と同じように時計の分解組み立てを趣味としている方が
世の中にはいらっしゃいますので、その方達に実際にどのようにしているか
直接コンタクトを取り、聞いている状態です。
はじめ「アンクルほぞにはオイルを差さない」と聞いたときは驚きました。