手作りで時計制作する時計師を支援する
茨城県はつくば市にある時計店の「doppeL」というお店が
手作りで時計制作をするために資金を募っている、という話を聞きました。
FAAVO:日本人時計師が時計制作で生活できる基盤を作りたい
これは「FAAVO」という、プロジェクト支援サイト上で行われている企画で、
腕時店「doppeL」代表の清水義孝さん、時計師の牧原大造さんの2人が
「日本人時計師が時計制作で生活できる基盤を作りたい」という目的で
機械式腕時計の制作資金を募っているものです。
こうした資金を集める試みは「クラウドファンディング」と呼ばれているそうで、
『ある「志」を持った人や団体に対する資金を、
ネットを通じて多数の支援者から収集し実現する手法』
との説明がFAAVOのサイトで書かれていました。
これはとても興味深いことです。
しかも 、その試みが時計関連となると、関心を持たざるを得ません。
実際にどのような時計となるのかは、サイトのプレゼンで見て取れます。
ベースムーブメントこそはユニタス6498ですが、
どうやら地板と受け板は1から自作するようですね。
さらに、時計師である牧原大造さんは彫金も行うことができ、
受け板、各ネジ、歯車への装飾などに非常に重点を置いているそうです。
過去の作品にも受け板にエングレービングが施されていました。
今回制作する「doppeL003」というモデルも
「精度・手作り・磨きのバランスを取ること」を大切に考えているとのことですので
そこは期待が持てることでしょう。
肝心の資金援助ですが、プロジェクト自体は最低50万円必要とされていましたが、
7月25日現在、そのラインは達成されており、現在も引き続き募集されています。
支援金は1,000円、5,000円、10,000円、450,000円の4段階。
それぞれ特典が付きますので、興味のあるかたは是非支援なさってみては
如何でしょうか。
私も是非支援してみたいと思います。
なにより、プレゼンテーションの最後の言葉、
『今、一人の日本人時計師が時計製作に生涯をかけようとしています。
皆さんの応援をよろしくお願いいたします。』
この志に共感と敬意を払って。
FAAVO:日本人時計師が時計制作で生活できる基盤を作りたい
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