NEEZの時計ブログ

 

「トゥールビヨン」

 

時計マニアにとってその響きは特別なものがあります。

私がトゥールビヨンのブログパーツを制作しているのも、

やはり憧れから来るものです。

 

先日、私の制作したトゥールビヨン・ブログパーツを見てくださった方から、

「弊社で取り扱う時計のブログパーツを作ってほしい」と依頼を頂きました。

 

その時計というのが、

マニュファクチュール・ブランド「MEMORIGIN（メモリジン）」です。

 

 

まだ日本に上陸して間もないブランドですので、聞き馴染みのない名前かと

思いますが、実はこのブランド、トゥールビヨンだけをリリースしている

マニファクチュールなのだそうです。

 

 

MEMORIGINの時計

 

これらの写真を見て、ムーブメントに見覚えがある方もいらっしゃるのでは

ないでしょうか。

 

これは、香港のPTS(寶泰時計)が販売しているセンター・トゥールビヨン・

ムーブメントです。

最近ではビーバレル「BB0043」がCal.3310を採用していますね。

 

 

では何故、MEMORIGINがマニファクチュールなのでしょうか。

 

実は、PTSが販売しているムーブメントを制作しているのは、杭州手表という

欧米出荷でかなりの実績を持つ大きな時計メーカーです。

 

そして、PTS自体も杭州手表のグループ企業で、この杭州手表の取締役会会長

の息子さんがMEMORIGINの社長を務めていらっしゃいます。

(訂正：PTSは杭州手表のパートナー企業でした。 ”グループ企業”の記述を

訂正いたします。)

 

父親がムーブメントを作り、息子がそれを搭載した時計を販売する。

そうした運営背景ゆえに、MEMORIGINはマニファクチュールなのです。

 

 

自社生産ですので、顧客の要望があればムーブメントに文字の刻印をする

フレキシビリティも。

 

MEMORIGINは、日本でも地に足を付けたしっかりとした戦略で展開して

いくようです。 なにせ、製品ラインナップがトゥールビヨンのみ。

精度はクロノメーターを目指すという意気込みよう。

それでいて3年間長期保証を付けるというのは、よほど自信が無いと

できません。

 

別に、私がブログパーツ制作のお手伝いをしたから、という理由からでは

ありませんが、正直、このブランドに興味深々です。

 

気になる人向けにリンクを張っておきますので、是非チェックしてみては

いかがでしょうか。

 

MEMORIGIN 日本公式サイト

www.memorigin.jp/

 

MEMORIGIN日本総代理店 IMEX WORLD

corp.imexworld.net/

 

MEMORIGIN トゥールビヨン ストア

memorigin.jp/store/html/

 

MEMORIGIN 時計ブログパーツ

memorigin.jp/store/html/user_data/blogparts.php