~ 腕時計を中心とした 欲望に連敗続きの物欲日記 ~

ステアリン酸を入手してみよう

 

今回、時計を自分で分解洗浄したりしない方には

ちょっと馴染みのない話になってしまいますがご了承を。

 

えー、ムーブメントを洗浄したあとに油を飛散させないようにするために行う

「エピラム処理」を自分で施したいと思い、その薬品である「ステアリン酸」

を入手してみようかと画策しています。

 

stearic-acid

 

エピラム処理とは、いわばワックスがけですね。

ステアリン酸がコーティングされている箇所は油を弾くようになります。

 

しかし、そのままですと時計の油はどんどん流れていってしまいますので、

注油の前にホゾや爪石の衝撃面に対してこのコーティングを剥がしておいて

あげると、その場所の油は回りからの撥油効果でその場に留まるようになる、

という仕組みです。

(事前に剥がさなくても通常使用時の摩擦で勝手に剥がれます)

 

ですのでエピラム処理を施すと「その箇所に保油効果が現れる」のではなく、

「撥油効果によって周りから油を押さえつける」といった感じになります。

 

このあたりはBFNさんから教えていただきました。

 

で、そのエピラム処理を行うための薬剤ですが、

現在2種類あります。

 

ステアリン酸とフッ素です。

 

ステアリン酸は昔から使われていて、世間一般でもロウソクや石鹸作りで

使用されますので比較的入手が簡単です。

値段も安いものでしたら数百円ですね。

 

かたやフッ素系の薬剤は時計用として売られているものは

今のところ「メービス8941-100」くらいで、値段も恐ろしく高価。

なんと100mlで12,800円!!

効果は素晴らしいらしいのですが、なんともコストパフォーマンスが

気になります・・・

 

というわけで、比較的気軽に入手できるステアリン酸を購入してみることに

しました。

 

ですが一応、時計ということでゴミの混入ということも考慮して

試薬レベルのステアリン酸を入手してみたいと思います。

 

価格は500mlで2,000~3,000円といったところでしょうか?

 

当然、通販などでは購入することは殆どできませんので、

薬局で取り寄せてもらうことになりますね。

 

肝心な品は、いろいろ調べた結果、

「キシダ化学株式会社 1級 ステアリン酸 010-735535」を手配することに。

 

はてさて、うまく入手できますでしょうか。

 

結果は後日。

 

 

 

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コメント

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  • コメント (4)

    • BFN
    • 2013年 10月 05日

    あ、こっちの実験結果が滞ってて申し訳なし。
    フッ素エピラム液の自作品、性能評価ができてませんで。
    写真撮りにくいし・・・

    フッ素エピラム液はできてるんですよ?

    • NEEZ
    • 2013年 10月 05日

    BFNさん

    お、自作フッ素エピラム処理液ができましたか。

    するとあとは評価ですが、
    やはり撥油効果を判断する指標は、
    コーティング面と表面張力の油面との角度ということに
    なるのでしょうか?

    • BFN
    • 2013年 10月 06日

    そうなんですよね。
    油との接触角度を測るんですが、
    真横から微少量の油滴を撮影するのができなくて。

    撮影しないと角度は測れないしで、
    対策考えるところで止まってます。

    • NEEZ
    • 2013年 10月 06日

    うーん
    写真を撮るとなると、スライドガラスに油を垂らし、
    真横からマクロ撮影といった感じでしょうか。

    問題は油の量ですかね。
    多すぎると潰れてしまいそうですし。
    微量でやるなら、複数の素材の上に全く同じ量の油を垂らす、
    というのが難しそうです。

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