「週刊 和時計をつくる」 第26~29号
今回の更新は、デアゴスティーニ「週刊 和時計をつくる」 の
第26から29号です。
早速作成していきましょう。
まず、「時輪駆動歯車」の取り付けからです。
こちらのパーツを以前取り付けた「中間車」に連結させます。
取り付け箇所は真ん中にある軸です。
歯車を置き―
ネジ止め。
このネジはしっかりと絞めても歯車の動きに支障は出ません。
ちゃんと回るのを確認して次の作業へ。
今度は「右中柱」の取り付けです。
ムーブメントの右側の中央にドンと柱を通します。
ちょっと見づらいですが、取り付けた様子。
柱の固定は、他の柱と同様に「留釘」でカシめます。
今回はそれほど難しい作業はありませんが、「二つ枝金カシメ」の組み立ては
多少細かいパーツがあります。
腕時計のバンドを止めるバネ棒のようなものを取り付ける工程がそうです。
二つ枝金カシメにの軸の中にバネを収め―
そして「二つ枝金内軸」を押し込み―
指で押えて―
ネジ留め。
このネジを留める作業は苦労しました。
・指で内軸を押さえる
・ネジを押える
・ドライバーを回す
これをやるには、あともう一本手が必要。
プラスして、写真を撮るなんて作業が入ったらアシュラマンか
サムソンティーチャーじゃないと無理ですね。
では、出来たものを本体に組み込みましょう。
先ほど通した「右中柱」と「本柱右後」の隙間に「二つ枝金」を収めます。
片側はバネ棒のような仕組みなのでパチっと穴に入ります。
この形状、カミーユ・フォルネの「アビエ」システムみたいですね。
反対側は穴が空いていますので、長めのネジで留めます。
こんな感じです。
動きも問題ありません。
今回はパーツ点数も少なく、作業も少しでしたのでチョット物足りなさが
あります。
早く次号が来ないかのぉ~
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