~ 腕時計を中心とした 欲望に連敗続きの物欲日記 ~

時計問題集を入手しました

 

前々から欲しかった、時計に関する問題集を入手しました。

 

時計学問題集  著:山根次郎

IMG_3525

IMG_3528

 

昭和48年に発行された本ですので、少々痛みがあります。

が、内容が重要ですので読むことに支障が無ければモーマンタイ。

どうしても劣化が気になるのなら、スキャンしてデジタル化するか、

力技でWordに打ち込むという選択肢もありますね。

 

IMG_3529

 

 

「発行 全日本時計貴金属眼鏡小売組合連合会」とありますが、

これは現在の全日本時計宝飾眼鏡小売協同組合のことでしょうか?

 

 

さてさて、中身のほうですが、

既知の内容でも、いざ問題として出されると一瞬止まってしまいますね。

「自分の知識は本当に正しいのだろうか? 適当に覚えていたりしないか?」と

改めて考えさせられます。

 

 

この問題集を入手して一番の収穫は、注油に関する部分でした。

 

IMG_3532

 

————————————————————————–

問 受石つきボンベ穴石では、穴石外形の1/2~2/3ぐらいまで

油がひろがるように注油するのがよい。

 

答 正

————————————————————————–

 

IMG_3530

 

 

————————————————————————–

問 注油の原則からいうと、軸受が油を保有できる量は限られているから、

その限度内でできるだけ多くの油をさすのがよい。

 

答 正

 

解説 同じ汚れの量が発生するとすれば、油の量が多いほどその汚れの

濃度はうすくなる筈であるから、限度内でできるだけ多量の油をさすのが

よいことになる。時計の場合では、他の機械と比較して、それでなくても

注油量は絶対量が少ないのであるから当然のことといえる。なお、限度内

とは、さされた油が流出しない限界のことをいっていると考えてよい。

————————————————————————–

 

こうした情報は大収穫です。

なにせ、自分はプロの時計師の仕事を傍で見たことがありませんので、

どの程度油をさしたらよいのか全く分かりません。

Youtubeなどでメーカーの組み立てシーンを見てはいるのですが、

その動作は見ることは出来ても、実際の注油量まではうかがい知ることが

できませんので、頭を悩ませていたのでした。

 

もし、この問題集の注油に関する内容に問題があるとすれば、それは時計師

によって油の量や、注油する・しないの判断にバラつきがあることですかね。

人によって正解が違う、という。

これは経験はもちろん、使っているオイルの種類とか師匠の教えなど

そこに至るまでの様々な要因が影響していると思います。

 

 

まだ最後まで読んでいないのですが、

これはこれとして、自分の時計知識のひとつの基準となりそうです。

まさに宝の山。

 

 

で、いつも思うこと・・・

 

なんでこういう本が現行で無いのか!

 

BFNさん、いつかのタイミングで本を出してください。

 

 

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