「週刊 和時計をつくる」 第10~13号
毎回4号づつ紹介している和時計の制作。
今回は10~13号です。
いよいよ時計内部の制作がメインとなってきますのでモチベーションが
上がります。
まずはケースの蓋を取り付け。
それと右扉の墨入れです。
次は、時計の心臓部である冠型ガンギ車「行司輪」の取り付けです。
とりあえず仮組してアガキを確認します。
ガタが多い場合は付属しているワッシャーをかませてスペースを埋めます。
私の個体の場合、左右1枚づつ差し込むとドンピシャでした。
アガキが確認できたら1度バラしてオイルを塗ります。
オイルはメービスなどを使わず、提供されたものを使用してみることに
しました。
・・・って、オイラーが行方不明だし。
仕方ないので爪楊枝でチョイチョイ。
多分、大丈夫でしょう。(えー)
ところで、オイルを塗る場所なんですが、ホゾ穴にではなくホゾそのものに
塗布するよう指定があったのですが、これでよかったのでしょうか?
まぁ、適量に差せるのであれば、どのような方法であれそれが正解だとは
思うのですが。
オイルを塗り終わったら組みなおして、ガンギ車受けである「中柱上前
カシメ」を嵌め込み、共通留釘(クサビ)をしっかりと差し込みます。
次は「後一の輪カシメ」という歯車にコハゼを取り付けます。
この「後一の輪カシメ」なる歯車の大きさと組みつける場所からして、
錘と繋がる丸穴車みたいな部品じゃないかと思います。
コハゼにあたる「一の輪送り爪」をネジ止めします。
その次はコハゼばねにあたる「一の輪送り爪ばね」のネジ止めですね。
完成。
って、ここでミス!
コハゼとコハゼばねのポジションが逆でした(笑)
こっちが正解。
てへぺろ (・ω<)
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