キズミ(ルーペ)の曇り対策
時計工具を物色するため、海外の工具サイトを巡っていたときの話です。
下の画像は時計を拡大するためのルーペ「キズミ」です。
キズミはASCO製のものを何個か持っているので、本来ならスルーするところ
ですが、ちょっと気になることがありました。
「穴が空いてる」
なんだろなー?
気になったので調査。
どうやら曇り防止のベンチレーションのようです。
さらに調べると、時計師はキズミに穴あけ加工を施しているではないですか。
確かに、長い間キズミを覗き込んでいるとレンズが曇って見えなくなることが
あります。
ほぅほぅ、これは良いアイデア。
早速、自分のキズミにも穴を空けることにしました。
今日のイケニエ。
側面には倍率が書いてありますので、その対面に穴を空けましょうかね。
まだボール盤を持っていないので手作業です。
始めにキリでゴリゴリと穴あけ。
しまった!
レンズが傷つかないように上向きにすればよかった・・・
まぁ、いいや。
穴が空いたらそれを更に広げましょう。
リューターにシリコンポイントをつけ、押し込みます。
あら~、回転数が速すぎましたか。
最初はコツが分からなかったので、プラが溶けて嫌な臭いが。
希望の大きさの穴が空いたら、カエリを彫刻刀で取り除いて完了。
内側がやりずらい。
別アングル。
綺麗にできました。
これで作業が捗ることに期待です。
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