「週刊 和時計をつくる」 第14~17号
デアゴスティーニ「週刊 和時計をつくる」
第14号から第17号の制作です。
今回は、前回にコハゼを取り付けた「後一の輪カシメ」に「糸巻きカシメ」を
はめ込みます。
後一の輪カシメの軸に糸巻きカシメを差し込むだけなので、
これは問題ありません。
次に「後二の輪カシメ」に「鈴打ち」を6個ねじ込みます。
この小さなピンは「鈴打ち」というくらいですから、時打ち機能の一部で
しょうか? まだ全体像が想像できません。
続いて「後中柱カシメ」に「テンプ切替保持ばね」を取り付けます。
この和時計は、昼と夜とで進み方の違うテンプを切り替えて動作しますので、
独特な「テンプ切替」なる装置が組み込まれているようですね。
こちらのパーツは下図の場所にあります。
仮止めするとこんな感じ。
っと、増し締めしたらプレートとバネが接触するようになってしまいました。
このような状態ですと良くありませんので、チョイと手曲げで修正を
かけます。
修正後がこちら。
うん、良いですね。
今回の金属パーツはここまで。
お次はケースの制作です。
これらの木製パーツは今までに作成してきたケースの下に付く袴のような
パーツです。 黄色い輪っかは単なるマスキングテープです。
テキストによると、このケースの組み立て時に使うようなので購入して
きました。
まず、土台となるパーツの上に穴飾りの空いたパーツを仮組みし、
周囲をマスキングテープで囲います。
このマスキングテープを張る理由は、もし接着剤がはみ出てしまった場合
でも、このテープを剥がせば綺麗に処理できるからだそうです。
とりあえずパーツをバラします。
上のパーツに接着剤を塗り、また土台に戻します。
ここで先ほどのマスキングテープを剥がすのですが、自分の接着剤の塗り方
だと別段ハミ出る様子がありません。
次の工程からはマスキングテープを張るのを省きます。
なんだか、やらなくてもいいような・・・
最終結果が同じであれば、それまでの工程はどのような手段を用いても
構わないと思っていますので、これは省略。
とりあえず、完全に乾くまではテープで固定。
同様に、もう一つの板状パーツも接着します。
このような感じで。
もう1つあります。
どうやら、この小さい四角の板の上にムーブメントが直接乗るようですね。
結構な厚みがあって頑丈そう。
ようやく全部組み上げました。
試しに、これまで作成したパーツを仮組するとこのようになります。
うーん、形になってきた。
でも、まだまだ先は長い。
完成まで暫しお付き合いを。
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