「週刊 和時計をつくる」 第18~21号
デアゴスティーニ「週刊和 時計をつくる」の 第18号から21号です。
ちょっと写真が多めなのと、「大航海時代と精密時計」で文章を書き過ぎ
ましたので、たまにはサクサクっと行きましょう。
今号は、今までバラバラに用意してきた歯車を一気に組み上げていきます。
パーツはこちら。
前にオイルを塗ろうとしたとき、オイラーが行方不明でしたので新しく
買い直しました。
ベルジョン No.30102-4 オイラー
それぞれの歯車のホゾにサッと塗っていきます。
そして地板に並べます。
仮組でのザラ回しは問題ありませんでしたので、
このまま受けにあたる「後中柱カシメ」を被せて、板留釘で固定します。
輪列を取り付けた感じがこちら。
お次は、テンプ切り替えカムの組み立てですね。
このパーツは、昼用テンプと夜用テンプを切り替えるカムです。
軸に全てのパーツを通して六角ボルトで固定します。
では、出来たカムをムーブメントに組み込んでしまいましょう。
まず、オイルを塗って―
指定の場所に取り付け。
カム受けは、同じ形状の板バネを一緒のネジ止めし、
そのバネ圧でアガキが出ないようにしています。
取り付けた後はこのような状態です。
うーん、良いですね。
写真もうまく撮れました。
最後は「前一の輪カシメ」にコハゼを取り付ける作業です。
これは前に他のパーツで行いましたので別になんてことはありません。
ドライバーでクルクルっと固定。
出来ました。
今回の作業はここまでです。
この続きは3週間後くらいの更新でしょうか。
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