「週刊 和時計をつくる」の定期購読
デアゴスティーニから発売される「週刊 和時計をつくる」の定期購読を
申し込みました。
毎号少しずつ付属されるパーツを組み立てて和時計を作ります。
この和時計の特徴を大まかに挙げると―
・重錘動力の台時計
・冠型ガンギ車とパレットのバージ脱進機
・真鍮製ムーブメント
・昼用テンプと夜用テンプが自動で切り替わる二挺天符
・時間表示は不定時法
・日付表示は江戸時代の十干十二支暦
・時打ち機能
文字盤は田中久重の万年時計などにみられる「割駒式」ではありませんが、
下の動画を見る限り、かなり本格的です。
もう、自動で切り替わる二挺天符と、時打ち機能に興味深々。
特に二挺天符が切り替わる瞬間の内部動作が見たくてしょうがありません。
時打ちの音色も涼しげで良い感じ!
この商品にどこか懸念点があるとすれば、
・全60巻で完成まで1年以上掛かる
・創刊号890円、毎号1,990円で合計117,710円
という「時間」と「お金」の問題です。
それを「和時計の資料的価値」とで天秤に掛けることになります。
ですので、この和時計を楽しめる人は、江戸時代のからくりが好きな人か、
私の様な時計オタクだけでしょう。
普通の人だったら、
「おぉー、凄げー!」
↓
HPを見てみる
↓
「全60巻!? 12万もするのか、高けぇー!」
これで終了です。
しかし、昨今の機械式時計の値段を知っている人間からすると、妥当、
むしろ安いと思ってしまうのは病気でしょうか。
そんなこんなで、多分、江戸時代の和時計の完全復刻を目指した制作者の
意気込みに反して、世間的にはそんなに売れないと思いますので、是非とも
私が買わせていただこうと定期購読を申し込んだ次第です。
当ブログでも1ヵ月に1度、制作の過程を掲載していきたい思います。
こうご期待?
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