「週刊 和時計をつくる」 第30~33号
デアゴスティーニ「週刊 和時計をつくる」
第30~33号を作成していきます。
前回は作業がそれほど無かったので持て余し気味でしたが、
今号はそれなりです。
まずは「天符切替」を作成していきましょう。
パーツはこちら。
このように組み立てていくのですが、左右のネジは工具を使わず手回しでOK。
銀色の留めネジは先端部にバリがあったのでヤスリで処理しました。
組んだ天符切替を、柱の中央にある窪みに取り付けます。
こういった感じですね。
ドライバーでクリクリっと締めてこの工程は完了。
次は「三つ枝金」というパーツの取り付けです。
まず、右側の柱の窪みにネジを取り付けます。
このネジは、柱の向こう側から先端が飛び出るような形状になっていて、
それが三つ枝金を支持する軸になります。
出た軸に対して三つ枝金をつっかけます。
ムーブメントをひっくり返して、反対の左側を上面にしたら、
右側と同様にネジをねじ込んで左右から挟み込みます。
取り付け完了。
この「三つ枝金」は重力を利用したラチェットのようなパーツで、
「後二の輪」を止める役割があるそうです。
とはいえ、これが実際どのように動いていくのかまだ分かりませんので
完成が楽しみです。
続いて、「雪輪」の組み立てをしていきましょう。
雪輪は時打ちの回数を決定するパーツですね。
パーツ群はこちら。
ムーブメント左面の中央柱に「雪輪根車」を置きます。
その上に「雪輪連結板」をネジ穴に合わせて重ねます。
さらにその上に「雪輪天符切替カシメ」を乗せます。
これら3枚をネジ止めするのですが、その前にワッシャーを用意。
一緒にドライバーで留めれば完了です。
今回の作業では雪輪はユニットを組み立てるだけらしいので、
外して別に保管しておきます。
お次は、久々の木製パーツ。
和時計の一番下になる土台の作成ですね。
「台下板」に「台足」を仮止めし、マスキングテープでマーキングします。
台足を外して、台下板に木工ボンドを塗ります。
マスキングテープに合わせて台足を元に戻し、しっかり圧着&固定。
はみ出したボンドは爪楊枝にティッシュペーパーを巻きつけて
拭き取りました。
あとは辞書などを乗っけて放置です。
ちなみに写真だと足が曲がって付いているように見えますが、
接写しているためこんな風に写ってしまっています。
いやー、今回で30号を超えました。
「週刊 和時計をつくる」は全60号ですので、折り返したということに
なります。
あと半分かー。
長いような短いような。
もっと細かいパーツで「週刊 懐中時計をつくる」を販売して
くれませんかね(笑)
バージ脱進機、ミニッツリピーター、ポーセリン文字盤、ルイ15世針で。
お値段?
できれば30万以内でお願いします。
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。