地震予知に「時計」が使われる!?
私は普段テレビを見みませんが、
インターネット上にあるニュースサイトを毎日30ページ以上巡回しています。
今日、皆さんにご紹介するのは、そのサイトの内のひとつ
「DigInfo TV」です。
素晴らしき日本の産業・科学技術ニュースを動画で配信しているサイトです。
先日、8月30日にアップロードされた、
「6500万年に1秒の誤差を実証する光格子時計」というニュースに大変興味を
持ちました。
「6500万年に1秒の誤差」というキーワードにではありません。
時計が好きな小生ですので、もちろん時計の正確さについて興味がないわけ
ではありませんが、それよりもむしろ、動画内で東京大学の香取教授が
語っていた話にです。
皆様、まずはどうぞ動画をご覧ください。
「時計の高さが1cm違うと、1cm高い時計のほうが重力が少ない分、速く
進む」 「時計の置かれている時空によって、時間は別々のスピードで進む」
先生が淡々と語っていたこの言葉。
自分も昔読んだ覚えがありますが、アインシュタインの相対性理論では、
・質量によって空間が歪む
・空間が歪むと時間の進み方が変化する
というようなことが説かれていました。 (超ざっくりで申し訳ない・・・)
それはすなわち、2つの時計を別々の場所に置き、それぞれが違う時間を
刻み始めたら、時空が歪んだ=重力変化が起きた、という事であり、
重力変化が起きた=地球の地形に変動が起きた、という事の証明でも
あります。
つまり、
正確な時計を各地に設置して、それぞれの時間の差異を計測できれば
地震予知が可能! ということなんですね。
う~ん、
時計が正確になると、そんなこともできるようになるなんて。
大航海時代に精密時計によって正しい経度を測定したという話を聞いたときも
驚きましたが、今回の話はさらに驚きです。
正確な時計は素晴らしい!
とは言うものの―
1日に10秒ほど遅れる機械式時計を愛してやまない、
そんな人間が世の中にゴロゴロ居るのを私は知っています(笑)
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