ベルジョン製ベンジンカップの代用品
以前、記事内で「ベルジョンのベンジンカップは高いなー」とボヤいて
いたところ、「秤量瓶というものがベルジョン製の代用になりますよ」と
親切な方がわざわざご連絡をしてくださいました。
こんなニッチな内容の素人ブログでも、様々な人の支えによって
成り立っているんだということを改めて認識いたしました。
情報提供くださいましたH様、ありがとうございました。
今まで私は、ベンジンやアルコールなどの溶剤を入れるのに
下のようなジャムの空き瓶や、シャーレなどを使っていました。
ジャム瓶は容量は丁度いいのですが、間口も狭く、底も深いので
中から部品を取り出すのに少々難があります。
シャーレは逆に浅過ぎて使い勝手が悪いのです。
やはり、ベルジョン製のベンジンカップは必要だなぁと前々から
思ってはいたのですが、いかんせん高すぎる。
底の直径が30mmのものでも8,000円くらいしますし、
もう少し大きくなると1万円を軽くオーバーします・・・
確かに、そんなに頻繁に売れるものではないので
少しばかり高いのは仕方がありませんが、ちょっと非現実的ですね。
と、そこに今回の情報です。
秤量瓶(ひょうりょうびん・しょうりょうびん)が代用品になるという。
しかも価格はベルジョン製の5分の1程度。
早速、飛びつきましたよ。
まず、サイズ選びです。
そのためにはベルジョンのラインナップを確認するのが確実。
ベルジョンカタログを見てみましょう。
これだこれだ。
サイズは・・・
標準型の瓶だと直径は60mmから200mmまでありますね。
別の形をした小型の瓶は30mmのようです。
通販サイトで秤量瓶のサイズラインナップを確認すると、
直径60mm×高さ40mmが丁度良さそう。
速攻でポチり。
ジャーン! 届きました~
柴田科学 秤量瓶 (D60xH40)
ある程度フタに厚みがとられています。
おまけに殆ど隙間がありません。
揮発性溶剤にはもってこいですね。
購入したのは60mmと30mm。
使い分けは、地板用と細かなパーツ用といったところでしょうか。
200mlのビーカーとのサイズ比較です。
60mmサイズのほうにETA2892-A2を入れていました。
うん、大きさ的に十分ですね。
これならユニタスでも大丈夫そう。
とういうわけで、
「ベルジョン製ベンジンカップの代用は秤量瓶がベスト」ということが
分かりましたので、今度は、ケースも入れられる80mmオーバーの秤量瓶も
手配してみようかと思います。
いやー、
久々に胸がスカっとする良い買い物をしました。
コメント
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コメント (5)
こんにちは!
毎回面白く見させてもらっています。
僕は今時計を勉強しているのですが、なかなか興味深い記事を書いてくれてるので
このHPで飽きることがありません。笑
時計でもエングレービングや時計のほかにも銀線細工etc、本当に面白いです!
これからも見させていただきますねー!
Itoooosさん
コメントありがとうございます。
自分は、時計学校や時計関係の職場に勤めているわけではないので、
時計の勉強の出発点は全て「疑問」からです。
ですので、その疑問解決がどうしても優先されてしまい、
そのために時計について身につけておかなければならない知識、勉強の順番が
バラバラになってしまっています。
ブロクの記事の内容も同様にバラバラですので、
そこら辺を慈愛の眼差しで流し見て頂けたらと思います(笑
お初にお目にかかります。
目下腕時計の分解を主たる趣味としている者です。
洗い瓶については全く同様の悩みを持っていまして、こんなものがほしい、実在するはず、と思うものの、その名称がわからない状態でした。
しかし、今回の記事で解決しました。NEEZさんとご親切な方に感謝いたします。
tohokuhonsenさん
コメントありがとうございます。
もしかしたら、このような情報を本当に欲していたのは、
機械式時計が大きく進歩・発展していた
100年以上前の時計師を目指していた方達かもしれませんね。
ネットワークを通じて、このように情報を共有できる時代に
居合わせたことを幸運に思わずにはいられません。
おっしゃる通りです。
デジカメ、ネットのおかげでこの趣味を堪能できています。
いい時代に生きていると思います。